ペットへのマイクロチップ義務化

令和4年6月1日より、ペットショップやブリーダーなどで販売される犬や猫についてマイクロチップの装着が義務化されました。いい機会なので我が家のマイクロチップ事情について書きたいと思います。

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マイクロチップ入れる?入れない?

目の青い長毛猫

現在既に飼われているワンちゃんねこちゃんについては、義務ではなく努力義務なので今すぐ装着せねばならない訳ではありません。わざわざ愛する我が子に痛い思いをさせてまで、進んで入れたいと思う飼い主さんはいないんじゃないでしょうか。我が家もモチロン基本そうではあるですが、それに反し我が家の子たちはマイクロチップ装着済みです。デメリットよりメリットを優先させました。末っ子のうずまきは今はまだ未装着ですが、避妊手術のタイミングで装着予定です。

マイクロチップを装着したきっかけ

我が家がマイクロチップを導入したきっかけは、2011年に起きた東日本大震災です。

こんな災害が起きたら、我が家の猫たちを守りきれないと思いました。たくさんいますしね。だけど飼い主として、万が一のことが起きた時、生きて再び会える道を少しでも模索しておかねばならないと強く思ったので、その一つの手段としてマイクロチップ導入を決めました。

脱走防止だってどんなに完璧にやってるつもりでも、100%安全はない。そういう万が一がいつ何時やってきて、いつ何時この目の前の愛しい我が子と離れ離れになってしまうのかは誰にもわかりません。万が一が起きた時に後悔したくないそれに尽きます。

ただこの震災がきっかけでマイクロチップが少しだけ注目はされたと思うのですが、当時我らが住んでいる地域ではまだ全くと言っていいほど周知されておらず、まずは管轄の保健所にマイクロチップを読むリーダーはあるのか?収容された犬や猫についてマイクロチップの有無を確認しているのか?と問い合わせるところから始まりました。装着してもらった病院でも、リーダーは箱に入ったままだったよ。

ですので個人的にはやっとここまで来てくれたかといった感じ。正直待ってました。

マイクロチップの装着方法

専用の注射器のようなもので首の付け根あたりに装着します。そんなに時間もかかりませんし、麻酔なども必要ないので、装着自体は普通の注射と変わらない感じですぐに終わります。ただ針が結構太いので、見ている飼い主はかなり戦々恐々と致します。( ̄ω ̄;)

装着時は念の為カラーをされることが多いですが、猫たちの方は特別暴れたりすることもなく、思いのほか大人しくしてくれてた印象。出血などもありません。

とは言えやはり痛いものは痛いと思いますので、避妊去勢手術など麻酔をかけるタイミングがあれば、それに合わせて装着してもらうのが一番よいのかなと思います。

マイクロチップの安全性?

飼い主として一番気になるのはやはり安全性だと思います。ワクチンなどと同じで100%安全ってのはないのだろうなと思ってはいますが、我が家の場合、最初に装着した子たちはマイクロチップを装着してからかれこれ11年ほど経過しておりますが、その間一度もトラブルや健康被害などは出ていません。

マイクロチップをよみと

最低年に一度はワクチンや健康診断の時などの通院時にリーダーで読み取り確認をおこなっています。このように首の辺りにリーダーをかざすとピッという電子音とともに1-2秒程度で15桁の番号が表示されます。問題なし。

今後も何かあった場合にはこちらに追記していきたいと思います。

あとがき

この記事はマイクロチップ装着を誰かに薦めるものではありません。それにこれまで我が家でマイクロチップが役に立ったことはぶちゃけ一度もないよ。どうするかはその子を一番愛している飼い主さんが考えて悩んで決めた結果こそが最善なのだと思っています。ただマイクロチップについてちょっと考えるきっかけになってくれたら嬉しいです。

そうやってマイクロチップの存在が広く周知されてゆくことが、すなわち我が家の猫たち、そして猫たち全体の安全に繋がってゆくと思うから。

今まで一度だけ、亡骸をお空に返した時に、マイクロチップらしきものが骨と一緒に残っていたことがあって、我らはそれも大事に骨壷に納めたのだが、その時、あぁ我らが見ていなかった時も、この子をちゃんと守ってくれてたんだなとそんな気持ちになったよ。役に立つことはなかったけど入れといてよかったなと思ったのでした。

役に立たなかったということは何も起こらなかったということです。

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