最近なんだか突然降って沸いたようにめちゃくちゃ点滴づいているので
今回は我が家の点滴事情について書いてみようと思う。
猫に多い腎臓病はもちろんだけど他の病気や老衰でも
終盤は特に点滴が必要になってくることが多いので
今までもどれだけやってきたかはわからないが、
それでもスランプに陥って上手くできなかったり失敗したりもするよ。
今回は少し間があいてたのもありとっかかりやっぱり緊張したー!
自分の大切な猫に針を刺すというのは
やはりなかなか大変なことだと思う。。( ̄ω ̄)
ちなみにジャイ太は毎日、若しくは2日に3回のペースで皮下点滴を自宅で行なっているが
歴代の猫たちみーんなの中でも1位2位を争うくらいめっちゃ大人しい!!
さすがボスです。難易度高めの一人シリンジもこの通り。
準備するもの
準備するもといっても自宅で点滴させてくれる病院なら
ほとんど一式病院で準備してくれます。
- 点滴(輸液)バッグ
- 点滴用の針
- 点滴用チューブ
- アルコール綿
- シリンジ
- 加圧バッグ ほか
また使い終わったものを廃棄するときは自宅では捨てられないので
必ず病院に持って行って捨てて貰うべし。
点滴(輸液)バッグ
点滴パックは500ml入りのものを使用。
種類が思いのほかたくさんあって猫の状態によって獣医さんが使い分けしていると思うので
とにかくよくいうことを聞く。
針について
針は大体蝶々みたいな羽根のついた翼状針と普通の真っ直ぐの針の2種類から選ぶ。
我が家の場合は昔々の初心者マークの頃は羽根のついた翼状針を使っていましたが
今は真っ直ぐの方を使ってます。価格が若干お安い。( ̄ω ̄)
最初慣れるまでは翼状針の方が刺しやすい。
長さがあるように感じないぶん恐怖心が和らぐ効果があるのかも。
真っ直ぐの針は使うまでは抜けやすそうな気がしてましたが
使ってみるとそんなでもない。そんな抜けない。
皮下点滴のやり方
首の後ろ側の皮膚に余裕がある肩甲骨のあたりに針を刺し液を注入する。
これだけ。
保定のコツ
病院だと関節持ってガッチリロック!なんてのも可能ですが
家だとガッチガチに押さえ込んでの点滴成功率はめちゃくちゃ低いと感じております。
こちらが力を入れれば入れるほど猫も力を入れてきますし、
飼い主相手だと遠慮がねぇ・・( ̄ω ̄;)
とにかく自宅点滴での保定のコツは力を入れ過ぎない。
押してダメなら引いてみる。
やり方別メリットとデメリット
我が家の場合はその子の性格やその時の状況などを考慮して
下記の3つの方法から選んで点滴を行っております。
ぽたぽた落とすやり方
いわゆる点滴ってやつでチューブの途中に閉めたりゆるめたりできる器具がついてて
高さのある場所に点滴パックを設置して上から落として流し込む方法。
- 両手が使える
- 保定しやすい
- 一人でも可能
- ゆっくりなので違和感なく猫が嫌がらない
- 時間がかかる
- 吊り下げる場所が必要(場所を選ぶ)
これがあれば場所を選ばないのでとっても便利。
ぽたぽた落とす+加圧バッグ
上記の方法に加圧バッグをプラスして、加圧することにより流し込む方法。
- 時間がかからない
- 両手が使える
- 保定しやすい
- 一人でも可能
- 入るスピードが速いので猫が嫌がる場合がある
- 入った分量がわかりづらい
シリンジを使う
シリンジで注入する方法
- 時間がかからない
- 入れるスピード調整可能
- 分量が正確
- 片手が使えない
- 保定が困難
- 一人では難しい
- 一気に入れると猫嫌がりがち
嫌がる時の対処法
- 点滴を猫肌程度に温める
- ネットに入れる
- キャリーバックや箱を使う
- 猫のタイミングに合わせる
- 一旦休む
- 場所を変えてみる など
暴れん坊猫ちゃんの場合
病院だと大丈夫なのに、家だと大暴れして手がつけられないタイプの子には
場所を変えてみるのが一番効果ありかも??要は家じゃないと思わせるです。
- 立ち入った事がない部屋
- 家の中の立ち入り禁止の場所(お風呂やクローゼットなど)
- 車の中 など
我が家の場合は、車を利用する事が多いですが
病院に行く時と同じようにキャリーに入れて運び、
しばらく車の中で待機させる。エンジンをかけたりその辺一周したりもします。
そして何回かに1回は本当に病院へ連れて行く。
慣れてくるとまた暴れたりもしますが
なだめたりすかしたりしながら根気よくやっていると
信じられないことに・・ある日突然、
あれ?何でこんなに嫌がってたんだっけと突然軟化する事もある。(-ω-)
痩せてしまった猫ちゃんへの点滴のコツ
痩せてしまった猫ちゃんへの点滴はこれまた難易度高しです。
あまり皮膚を引っ張りすぎると、皮膚同士が張り付いて針が突き抜けてしまう事もしばしば
とにかく皮膚は引っ張り過ぎず、ほんの少し持ち上げたらそこに三角の空洞をイメージ
針の先の方だけを少し刺して液を注入、
その液で空間が広がったら、針をしっかり刺すようにするとよい。
しかし分かっていても失敗する。それぐらい難しいのだ。。
あとがき
これは点滴に限ったことではないが、猫は飼い主の変化を思いのほかよく感じとる。
なので一番大事なのは、飼い主の平常心だったりするのかもしれません。
本当に元気でいてくれるだけでいいのだが、それが一番難しくもあり
猫も歳をとるし病気もする。
お薬飲ませたり点滴したり、看病は辛いことが多いけれど、
今まだ隣にいてくれてるというだけで、とても幸せな事だなと思ったりしている。
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