おしかけ女房

おしかけ女房ならぬ、おしかけ猫のお話。
もうすっかり暑い夏が来ているけれど、
これはまだ寒かった頃のお話。
ある日、ベランダで洗濯物を干していたら、
隣のベランダが何だか激しく騒がしい。
あんまりハッキリとは聞こえなかったけれど、
「あー！」とか「入って来てる」とか声がする。
ガタン！と大きめの音がしたので、
ハッと振り向いたら、目が合った・・こっち見てた・・
我が家のベランダに突如猫出現！ババーーーン！
どうやら隣のベランダから逃げて来た模様。
うちのベランダにはネットが全体に張ってあるので、
直接は入ってこれないし、外にも出られない。
逃げるとしたら、また隣のベランダに戻るしかない。
と言っても、まだお隣はゴソゴソ何だかやってるので、
これ以上猫を驚かさない様、
私は後ろ向きに部屋の中に退散。
しばらく経って、ベランダを覗いたら、
目が合った・・こっち見てた・・
まだ居ました。しかもちょっぴりくつろいでる。
いつまでも残りの洗濯物を干さない訳にもいかないので、
そーーっとベランダに出てみる。
逃げない・・「ここに居るの？」と聞いてみたら、
「ぷ～」と鳴いた。居るつもりだろうか？
まさかね～(笑)
そのまさかが現実になろうとは・・
それから３日続けて猫はやって来た。
と言うより、出かけて行って帰ってくる感じ。
夜、捨ててあった猫ベッドで寝て、昼頃出かけて、
また夜には戻ってくる。完全に住んでんじゃーーん！
しかし、我が家には前に書いたとおり、
ベランダにネットが張ってある。
と言う事は、隣のベランダを通って、
我が家に入って来てるのだろう。
あの猫が入ってきてた時の反応をみると、
隣人はあまり猫が好きではないらしい・・
気になって、隣のベランダを覗いてみると、
ベランダの淵には、トゲトゲ？！チクチク？何かあります、
おまけに水の入ったペットボトルがいっぱい並べてあった。
！Σ(￣□￣;)完全に猫避けじゃーーーん。
全く効果はないみたいだけど(*￣m￣)ﾌﾟ
とにかくこのままじゃ駄目だ！仕方がないので、
ネットの一部を外して、三角入り口を作成。
隣のベランダと繋がっている所を、
木で封鎖した。いつもの通り道が封鎖されて、
これで来なくなったら仕方がない・・
ちょっと寂しいけど仕方がない・・
さてこの猫また来たのでしょうか？？つづく・・